90sキッズ〜84世代の回顧録〜

90年代に子供時代を過ごした人のブログ

私とSMAPの思い出。約20年を振り返ってみた。

SMAPとの思い出

SMAPが解散して、はや1ヶ月。
こんなに沢山の人から惜しまれて解散していったグループって他にあったでしょうかね。

どうでもいい、しょーもないって言う人も中にはいるかもしれませんが、特に大ファンとかじゃなくてもショックを受けた人の割合は他のどの人達よりも多かったのではとどうしても思ってしまいます。

SMAP解散について、ファンの人はじめ色々な人の熱のこもった記事に胸が熱くなったり、共感したりなここ最近でした。

そんなわけで、私もSMAPブログ!
90年代~00年代育ちである自分とSMAPの思い出をただひたすら振り返ってみようと思います。

愛ラブSMAP!という番組

90年代前半。テレ東で夕方18時半から『愛ラブSMAP!』という30分番組がやっていました。 (一時期、愛ラブSMAP!電撃キッズというタイトルになったり)
91年10月からスタートしたこの番組ですが、私は93年小3の頃に観始めました。
この頃、学校から帰ってきて夕飯ができるまでの時間は、ドラゴンボールの再放送→天才テレビくん→愛ラブSMAPという流れでした。(サイコー!)

時は90年代前半。空前のバスケットブーム!

スラムダンクとバスケットブーム

同じ時期に始まったスラムダンクの影響もあって、バスケが超流行っていたのです。たぶん全国的にも。
そしてこの『愛ラブSMAP』でも、色んなチームと対決する「3on3 BASKETBALL」というコーナーがありまして、やはりそのコーナーも大人気だったわけで。

SMAP DUNK 3on3バスケ 愛ラブSMAP

対戦相手は、野球選手、光GENJI、たけし軍団などの芸人さん、ホリプロなど様々なタレントチーム。
(「SMAP DUNK」の中の3on3 BASKETBALLだったかも。記憶があやふや。)
この頃、一番かっこいいスポーツ=バスケット!という感じだったので、私もそのコーナーがすっごく大好きでした。
愛スマで3on3を初めて知って、学校で友達とやってみたり。

SMAPメンバーみんな上手だったけど、キムタクと中居くんコンビがすごかったのを覚えています。二人は同じ高校でバスケ部だったから当たり前かもしれないけど、安定の2トップですね!
そして特にキムタクが毎回すごく活躍していた記憶があります。
この時からすでにキムタクはスターでした。キムタクがいれば勝てる!みたいな。

愛ラブSMAPの特番でのメンバーの会話(録画ビデオより書き起こし)

3on3コーナーの話題で

木村「SMAPがこの芸能界に入って、色んな芸能人の人とはじめてお話をしたきっかけになったコーナーなんです」
剛「女の子が木村くんのこと好きになっちゃう理由わかりましたよ」
しんご「わかる俺も好きになったもん」
剛「かっこいいもんね」

愛ラブSMAP!150回スペシャルより

そう、本当にそう!
ここぞという時に3ポイントシュートを決めるキムタクが本当にスター過ぎて惚れ惚れしました。観ていてワクワクが止まらなかった!

SMAPの「S」はスポーツの「S」だという事はもっともっと後に知るのですが、愛ラブSMAPのバスケのイメージがあったから、それを知った時は「まさに…!」という感じでした。

この番組は「スマップスマップ」の基盤となった番組だったらしい(局違うのに)というのも後から知ったけど、番組の雰囲気とか内容を考えると、確かになと納得です。

余談ですが、愛ラブSMAPが終了した後の96年頃からは後継番組として「愛ラブジュニア」という番組が始まりました。
丁度その頃はジャニーズジュニア全盛期だったので、再び番組に夢中になるわけですが、これはまた別の機会に…。

りぼんとSMAP

90年代りぼんっ子としても、やはりSMAPが浮かんできます。 1992年にアニメ化された水沢めぐみ先生の『姫ちゃんのリボン』では、オープニング(笑顔の元気)とエンディング(ブラブラさせて、はじめての夏、君は君だよ)をSMAPが歌っていました。

そして更に、草彅つよぽんは支倉先輩の声もやっていたのです。

姫ちゃんのリボン 声優 草彅剛

と、支倉先輩の声を聴いて激しい違和感を覚えた思い出です。

そしてもう1つ。彩花みん先生の『赤ずきんチャチャ』です。
こちらもSMAPがオープニング曲で『君色思い』を歌っています。
※DVDなどの映像ソフトだと権利の関係で沢田聖子さんが歌っているみたいです。(SMAPがキングレコードでDVDがビクターだったかららしい)

そしてチャチャでは、リーヤの声を香取さんが担当。

赤ずきんチャチャ リーヤの声 香取慎吾

支倉先輩同じく、リーヤの声に違和感しかなくて赤ずきんチャチャ大好きだった私は、ガッカリを通り越してショックだったのを覚えています…^o^
りぼんっ子だった周りの同世代とチャチャのアニメ化について話すと、必ずと言っていいほどリーヤの声の話題になる。

香取さんに罪はないけどさ…!
でも、今観るとそこまで酷くなかった。

今思い返すとりぼん系のアニメとジャニーズって結構繋がりがありますね。
TOKIOもこどちゃのOP曲やったりしていましたし。ジャニーズ主題歌が多かったな〜

りぼん本誌にSMAPが登場したり、先述の愛ラブSMAPの3on3に姫ちゃんのリボンチームが出たりもしていました。

みんなで歌ったSMAP

Myojoの付録 Young Song

小学校高学年だった90年代半ば頃というのは、
「裸の王様」→「青いイナズマ」→「シェイク」からの「ダイナマイト」…と、SMAPのメジャー曲(だと思っている)がたくさんリリースされた時期で、SMAPのエンタメ界での地位は凄まじいものとなっていました。

帰りの会・朝の会で歌う曲も「もみじ」や「北風小僧の勘太郎」などの童謡から流行りのJポップにシフトチェンジしていき、SMAPの曲も新曲が出るたびにMyojoの付録のヤンソン(Young Song・歌詞が載ってる)をコピーして配って、クラスのみんなでよく歌いました。

青いイナズマのキムタクのパート 恥ずかしい

てか、朝の会と帰りの会でなんで歌を歌うんだろう…?

子供の頃ってアイドル=80年代アイドル(昔)のイメージで、アイドルそのものが男女問わずダサいと思っていたのですが、SMAPは最初こそそういう雰囲気があったものの$10で曲はもちろん、急に色々すべてがかっこいい路線になって既にその時から特別感がすごかった気がします。

一昨年『ナカイの窓』に出演した元光GENJIの佐藤アツヒロさんが、$10が出た時に「超羨ましかった」「ヤベー超カッケェな~って。俺もそっちやりたい」と言っていました。
「SMAPはこういう方向でいくんだな〜と思った」と言っているのを見て、やっぱり当時の周りもそういう感じに受け取っていたのかなと想像してみたり。

小学生だったからなんの疑問も持たずに、気づいたらかっこよくてオシャレでセンス大集結なSMAPがそこにはいたんですよね。

でも、SMAP=超ミラクルスーパーすごい芸能人という感じではあったけど、学校で人気・流行っていたのはジャニーズジュニア、怪談トリオ、V6、デビュー前のKinKiでした。

ジャニーズJr.全盛期

ジャニーズJr.全盛期についてもそのうち書こうと思います。


SMAPの思い出を書いていたら超長くなってしまったので、2記事に別ける事にしました。

ということで、後半へ続く…!