平成育ちが触れてきたユーロビート
DA PUMPのU.S.A.がバズってから、久しぶりに過去のユーロビートを色々聴いている最近です。
あまり意識したこと無かったですが、過去に流行ったユーロビートって良く考えると結構沢山あったな〜と。そしてどれも一通り好きだったなと気づきました。
日本人はユーロビートが好きらしい
どうやらユーロビートは日本人が好む曲調らしいです。以前音楽をやっている友達が言っていたのですが「日本人は4つ打ちの泣きメロが好き」で、ユーロビートもまさにこの「泣きのメロディの4ビート」というやつなんだとか。
だから馴染みやすくて流行りやすいとのこと。
ユーロビートに限らずJPOPにはこの「泣きメロ」ってのが良く使われているみたいなのですが、JPOP大好きな私からするとそれは納得の解説でした!
しっかり子供の頃から触れていたユーロビート
思い返すと、小中高の時に流行っていた音楽には必ずユーロビートがありました。
そして今DA PUMPのU.S.A.が流行っていますが、そもそもライジングプロ(DA PUMPの所属事務所)って安室ちゃんとかMAXとかでユーロビートのカバーは昔から良くやっていたんですよね。
小学生時代(90年代半ば)
小学生の頃に流行っていたユーロビートはと言うと、安室ちゃんとMAXとV6でした。
安室奈美恵
1995年
- TRY ME 〜私を信じて〜/原曲:ロリータのTry Me
- 太陽のSEASON/原曲:ヴェロニカ・セールズのSeason
- Stop the music/原曲:ソフィーのStop the Music
MAX
1996年
- TORA TORA TORA/原曲:ドミノのTora Tora Tora
- Seventies/原曲:メガ・エナジー・マンのSeventies
- GET MY LOVE!/原曲:ドーリーポップのTake My Gum
あーー流行っていた。流行っていたな〜〜!どれもこれも。
私世代はTRY MEで安室ちゃんを認識した人が多いんじゃないでしょうか。それより前だと自分が子供過ぎて音楽は童謡とかになっちゃうと思うので。
これで一気に「歌って踊るカッコいい人」がいる!と、安室ちゃんがインプットされた気がします。
太陽のSEASONはロッテのクレープアイスのCMっていうイメージ。
安室ちゃんが安室ちゃんとしてフィーバーする前の、ジャブをかましている時期ですね。その後小室プロデュースになっていくわけですが。
そして安室ちゃんに続きMAXも流行っていて、クラスの女子は振り付けを良く真似して踊っていました。私もダンスクラブだった友達に教えてもらい、一生懸命練習したもんです。
サビが手のみの簡単な振り付けだったので覚えやすかったんですよね。
DA PUMPのU.S.A.もサビの「いいねダンス」がキャッチーで真似したくなりますが、当時流行ったこれらのユーロカバーのJPOPもサビの振り付けが特徴的だったのです。
振り付けがキャッチーだと、歌詞とメロディと一緒にインプットされやすいのでやはり流行る曲って振り付け大事なんだな〜って思いました。ユーロじゃないけど後のSPEEDもそうでしたし。
それにしても、当時はこれらの曲がユーロビートのカバーだなんて全く知らなかったです。寧ろ外国人が安室ちゃんやMAXの曲をカバーしているんだと思っていたくらい。
そして、安室ちゃんとMAXのユーロカバーで印象に残っている事と言えば……。
「鈴木計見」です。
CDの歌詞カードに必ず載っている「鈴木計見」の文字。この方はこれらのユーロカバーの作詞を担当していた方で、良く目にした名前でした。
ずっと、鈴木けいみって呼んでいました(心の中で)
正しくは鈴木「かずみ」さんと読むそうです。(最近知った)
そして安室ちゃん、MAXに続くユーロカバーがV6。
V6
95年
- MUSIC FOR THE PEOPLE/原曲:デイブ・ロジャース&ジェニファー・バトゥンのMusic for the People
96年
- MADE IN JAPAN/原曲:デイブ・ロジャースのMade in Japan
- TAKE ME HIGHER/原曲:デイブ・ロジャースのTake Me Higher
98年
- Be Yourself!/原曲:デイブ・ロジャースのKingdom of Rock
デビュー曲から最初の数曲はデイブ・ロジャースのカバーだったんですね。V6のも小学生の頃みんなで真似して踊っていた曲ばかりですが、これらがカバーだと知ったのは割と最近でした。びっくり。
メーディージャパーン!メディジャパーン!!に原曲があったなんて〜。ユーロビートの曲って「JAPAN」とか「TOKYO」とか言ってるの多いですよね。
中学生時代(90年代後半)
97年。中学生になると「音ゲーブーム」の先駆けとなったビーマニこと『beatmania』がアーケードゲームに登場しました。そして翌年、同じく音楽系のアーケードゲームとしてDance Dance Revolution(通称DDR)が登場し大流行しました。
このビーマニとダンレボに収録されていた曲もまさにユーロビートでした。当時はそれがユーロビートだという認識はもちろん無かったのですが。
ダンスダンスレボリューションをやった事が無い人でも、CMで使用された「アイヤイヤ〜♪」って曲は聴き覚えあるのではないでしょうか。Smile.dkのButterflyという曲です。
そして99年にプレイステーション用の家庭用コントローラーとソフトが発売されました。
By PiaCarrot - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
(Wikipedia:Dance Dance Revolutionより引用)
私が持っていたのは『Dance Dance Revolution 2nd ReMIX』でした。クリスマスに買って貰った記憶。なので、2ndに好きな曲が多いです。
ドゥッピドゥッピドゥピドゥッププ〜♪のフレーズでお馴染みの、DUB I DUB(ME & MY)とか可愛くて好きだったな〜。
高校時代(2000年初頭)
90年代後半から00年代にかけてのギャルブームと共にパラパラが大流行しました。流行った歴代ユーロビートにパラパラは欠かせません。
私が良く聴いてたのは『パラパラ・パラダイス』に収録されていた曲です。
このVHS懐かしい。これ観たりしながら友達と一緒に覚えて、放課後とか体育の時間さぼって踊ったりして楽しかった思い出です!
雑誌ではパラパラの振り付けを教える特集とかもあったりして、色々なところでパラパラが使われていました。
そんなパラパラですが、有酸素運動になるので今でも仕事の合間に踊ったりしています😂
パラパラの他には、Love&Joyとかも流行りましたね。あとはFolder 5の曲もユーロビートカバーだったのだと最近知りました。全然知らんかった。
- AMAZING LOVE/原曲:ローズのA SONG FOR YOU
- Believe/原曲:ロリータのDreaming of You
2000年代後半〜
小中高と青春時代に馴染みのあったユーロビートブームをあげてきましたが、思いの外自分の音楽の記憶は、ユーロビートにも結構染まっていたのだなぁという発見でした。
そして、大人になってからも順調に流行のユーロビート曲にハマっていました。
CLUB PRINCE / LOVEドッきゅん(2008年)
あやまんJAPANの『ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー』(2010年)とかもそうだけど、バカみたいなのが基本好きなのかもしれません。
あとはニコニコ動画とボカロが流行りだしてからは『ルカルカ★ナイトフィーバー』(2009年)とかも大好きで今でも良く聴いています。
それにしてもダンシングヒーローのバブリーダンスといい、DA PUMPのU.S.A.といい、ユーロビート流行の波がまたきてるんでしょうかね?
青山テルマちゃんの新曲も00年代リスペクトなMV&ユーロビートでめちゃ気になります。
青山テルマ - 世界の中心~We are the world~ (Music Video)
最初に書いたようにユーロビートは流行りやすい曲調という事ですが、単調なために飽きるのも早いらしく流行は何度も来るけど廃るのも早いんだとか。確かにユーロビートの曲って飽きちゃってずっとは聴いていられないのが多いですね。
でも、飽きちゃっても久しぶりに聴くとやっぱいいな!!ってなるのも、ユーロビートなのかなって思いました。
最後に、ハロプロの曲で大好きなユーロビート系の曲を貼り付けて終わろうと思います。
かわいいっっ!!!!