マンガの実写化でマンガのカラー通りに髪色を変えてしまうのやめて欲しい問題
ママレードボーイ実写映画、光希と遊以外のキャストとビジュアルが公開されましたね。
銀太はEXILEの佐藤大樹さん、茗子は優希美青さん、光希と遊の両親役には谷原章介さん、中山美穂さん、筒井道隆さん、檀れいさん。
公開されたビジュアルを見てまず思ったのは、え?遊って金髪なの…?!でした。
サラサラヘアを表現するために漫画だから黄色で着色されていただけで、金髪だとは認識していなかったのでびっくり。
私の中のイメージは、すご〜く色素の薄い髪質の地毛のサラサラ柔らかヘアでした。
こんな風に思ってたの私だけかな〜と思ってツイッターで検索したら、何人か同じ感想の人が。どのツイートもすごく気持ち解る…!
でも中には、金髪にしてくれて嬉しいって言ってる人もいました。漫画のイメージってやっぱり人それぞれだから、これもまた実写化の難しいところですね。
でもさ、遊のキャラ的に金髪だとなんか違くない…?一気にチャラくなってしまったというか。ヤンキーになってしまった感。両親のキャストがすごい良さげなだけに、ちょっと残念に思ってしまいました。
というか、銀太こそなぜ黒髪に染め直さなかったんだろう…!?
【450RT】「ママレード・ボーイ」銀太役はEXILE佐藤大樹!桜井日奈子&吉沢亮と究極の三角関係 https://t.co/EP3dy5FeMK pic.twitter.com/iZq8IS8Onk
— 映画.com (@eigacom) 2018年2月2日
ママレに限らず、漫画の実写化ってどうしてこう、漫画の造形をそのまま再現しようとするんだろう?
例えば、オレンジ色だからって同じオレンジ色にするんじゃなくて、生身の人間に合ったオレンジ系の茶色にするとか、前髪とかも漫画だからデフォルメされているであろう造形をそのまま再現するんじゃなくて、実際の人間だったらって想定して再現するとか…。
コスプレとかの写真でも違和感なのはこういうところなんですよね。日本のコスプレに多く見られるのがまた不思議なところで。
漫画のキャラクターってそもそも実写をデフォルメした状態なのに、デフォルメされたままを実写にするから何だかリアルじゃ無くなってしまうというか、チープになってしまうというか。
デフォルメされたんだから、実写にするときはリアルに戻して欲しい…!って、毎回思っちゃいます。
ツイッターで見かけたやつ。
日本の漫画・アニメ実写化とマーベルの実写化の違いはこれだと思う。マーベルの実写化はコスプレじゃない。世界観とキャラデザがフィルムでどう映るかを考えて、ポイントだけを残して世界観を再構築し、キャラデザを世界観になじませる。日本の漫画・アニメはコスプレして撮影するだけに見える。 pic.twitter.com/DAKKVp5pIT
— タチロクの丸焼き🔞 (@tachibanaroku) 2017年11月21日
まさにこれ…!
ママレから話しがずれましたが、二次元のリアル化って人によって捉え方が違うんだなと思った次第でした。